QUOカード・QUOカードPayの違いとは?メリット・デメリット・使い方を法人向けに解説
QUOカードとQUOカードPayには、QUOカードは物理カード型、QUOカードPayはデジタル型という違いがあり、対面配布やフォーマルな贈答に向くのがQUOカード、即時配布や大量配布に向くのがQUOカードPayです。
法人利用では「誰に・どの方法で・どのスピードで配布したいか」によって向き不向きが変わります。
本記事では、QUOカード・QUOカードPayの基本情報から、使えるお店、使い方、メリット・デメリット、購入方法、法人活用のポイントまでわかりやすく解説します。
QUOカードとは?
QUOカードは、日本で広く普及している全国共通のギフトカードです。
1987年にQUOカードの前身となるプリペイドカード事業がスタートし(日本カードセンター株式会社の設立)、1989年に『セブン-イレブンカード』の発行を開始。
1995年に『QUOカード』ブランドが投入されました。
発行累計は約10億枚にのぼり、現在では全国約6万店舗で利用できます。
300円から1万円まで多彩な金額設定があり、ちょっとした御礼から記念品、キャンペーン景品、福利厚生まで対応しやすいのが特徴です。
コンビニや書店など日常生活で使いやすい加盟店が多く、受け取った側が使い道に困りにくい点も支持されています。
2019年にはデジタル版の「QUOカードPay」も登場し、URLを開いてバーコードを表示するだけで利用できる手軽さが加わりました。
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QUOカードの種類
QUOカードは、物理カード型の「QUOカード」と、デジタル型の「QUOカードPay」に大きく分かれます。
用途や配布方法に応じて使い分けるのが基本です。
カードタイプ(物理):QUOカード
■スタンダードカード
・ 定番デザインの汎用型
・ 1枚から購入可能
・ 金額は0円〜10,000円
・ 風景/花/動物など豊富なデザインから選べます
■レディメイドカード
・セミオーダー型
・ 50枚〜注文可能
・ ベースデザインに名称や文字を追加可能
・ 記念品/お祝い/ご挨拶用に最適
■オリジナルカード
・ 完全オーダーメイド
・企業ロゴやオリジナルデザインに対応
・デザインの自由度が高く、希望の枚数に応じて選択可能
・ブランディングや販促施策に活用しやすい
電子タイプ(デジタル):QUOカードPay
■QUOカードPay
・ 2019年3月にサービス開始
・ URLを開くだけでバーコードが表示される
・ 完全アプリ不要のデジタルギフト
・有効期限は最長3年
・現金との併用も可能(一部店舗を除く)
QUOカード vs QUOカードPay 比較表
|
比較項目 |
QUOカード(物理) |
QUOカードPay(デジタル) |
|
形態 |
プラスチックカード |
スマートフォン画面 |
|
配布方法 |
郵送・手渡し |
メール・SMS・SNS等でURL送付 |
|
アプリ |
不要 |
不要(URLを開くだけ) |
|
有効期限 |
なし |
最長3年 |
|
使える店舗 |
全国の加盟店で利用可能 |
コンビニ・ドラッグストア・スーパー・家電量販店・飲食店・書店など |
|
法人向け大量配布 |
郵送コスト・封入作業が必要 |
デジタル一括配布がしやすい |
|
残高確認 |
レシート・レジ・カードの穴位置などで確認 |
Web画面・アプリで確認 |
QUOカードが使えるお店
QUOカードはコンビニエンスストア、書店、ドラッグストア、飲食店など、日常的に立ち寄りやすい加盟店で利用できます。
主な加盟店は以下のとおりです。
■ コンビニエンスストア
セブン-イレブン、ローソンなど
※ファミリーマートは2025年12月にQUOカードの取り扱いを終了しています
■ ドラッグストア
マツモトキヨシ(一部除く)など
■ ホームセンター
ジャンボエンチョー(一部)、Hamart(一部)、ホームセンターマルニ(一部)など
■ 書店
紀伊國屋書店(一部除く)、有隣堂、ブックファースト、ジュンク堂書店など
■ グルメ・カフェ
デニーズ、上島珈琲店(一部除く)など
■ レジャー・サービス
イエローハット(一部)、ENEOS(一部)など
※最新情報はQUOカード公式サイト(https://www.quocard.com/member/)でジャンルごとに確認できます。
加盟店は随時変更になる場合があるため、利用前に確認することをお勧めします。
QUOカードPayが使えるお店
QUOカードPayは、QUOカードとは加盟店の構成が一部異なります。
デジタル配布に向くギフトでありながら、日常生活で使いやすい幅広い業態で利用できるのが特徴です。
以下は加盟店の一部例です。
■ コンビニエンスストア
セブン-イレブン、ローソン、ナチュラルローソン、ミニストップなど
■ ドラッグストア
サンドラッグ(一部除く)、スギ薬局(一部除く)、マツモトキヨシ(一部除く)など
■ ホームセンター
ユニディ(一部除く)、ホームセンターコーナンなど
■ スーパー
Aコープ(一部)、ダイレックス、ベルク、いなげやなど
■ 家電量販店
エディオン、ケーズデンキ、ビックカメラ、コジマ、ソフマップなど
■ ファッション
ユニクロ(一部除く)、ジーユー(一部除く)、洋服の青山(一部除く)、AOKI、ORIHICAなど
■ 飲食店
吉野家(一部除く)、牛角、かっぱ寿司、くら寿司(一部除く)、スシロー、大戸屋(一部除く)など
■ 書店
蔦屋書店(一部除く)、ジュンク堂、丸善(一部除く)など
※最新情報はQUOカードPay公式サイト(https://www.quocard.com/Pay/store/)で確認できます。
加盟店は継続的に拡大中です。都度確認することをおすすめします。
QUOカード・QUOカードPayの使い方
通常レジでの使用方法
❶ 商品をレジに持っていき、会計時に「QUOカードで支払います」と伝えて提示する
❷ 残高が十分であれば、そのまま決済完了
➌ 残高不足の場合は不足分を現金や他の支払い方法で精算
❹ レシートとQUOカードを受け取る
セブン-イレブン セミセルフレジでの使用方法
QUOカードは無人セルフレジには対応しておらず、有人対応が前提です。
セブン-イレブンのセミセルフレジの場合は以下の手順です。
❶ 支払い方法の選択画面で「その他」→「QUOカード」を選択
❷ 従業員にQUOカードを差し出す
➌ 残高確認後、決済完了。不足がある場合は画面の指示に従う
❹ レシートとQUOカードを受け取る
従業員インセンティブ:業績表彰、永年勤続表彰、誕生日祝い
❶ メール・SNS等で受け取った専用URLを開く
❷ 表示されたバーコードを店舗のレジでスキャンしてもらう
➌ 決済完了後、残高が自動更新される
※QUOカードPayはアプリのインストール不要。
※URLをブックマーク登録しておくと便利です。
※複数枚を管理する場合は専用アプリの活用がおすすめです。
※残高不足時は現金との併用も可能(一部店舗を除く)。
残高確認方法
■レシートで確認
支払い時のレシートに残高が記載されています
■レジで従業員に確認
有人レジでカードを渡して残高照会を依頼できます
■カードの穴の位置で確認
左下の数字部分に穴が開いている位置で大まかな残高がわかります
(例:5の位置→500円使用済み)
■ QUOカードPayアプリ・Webページ
ホーム画面にリアルタイムで残高が表示されます
QUOカードのメリット・デメリット
メリット
■贈る側のメリット
QUOカードは、購入しやすく、金額設定がわかりやすく、相手が使い道を選びやすいギフトです。
デザインの選択肢も豊富で、法人向けオリジナルカードならブランド訴求にもつなげられます。
・コンビニ・オンラインで簡単購入
・金額を決めれば相手が好きなものに使える
・季節・行事に合わせたデザインが豊富
・300円〜10,000円と幅広い金額設定
・法人向けオリジナルカードで企業ブランディング可能
■受け取る側のメリット
受け取り手にとっては、日常的に使いやすい加盟店が多く、好きなタイミングで必要な商品やサービスに使えるのが大きなメリットです。
QUOカードPayであれば、スマートフォンだけで受け取りから利用まで完結します。
・全国約6万店舗で利用可能
・現金を持ち歩かなくていい
・好きな商品/サービスを自由に選べる
・QUOカードPayはスマホ1つで完結
デメリット・注意点
・現金に比べて使える場所が限られる
・QUOカードPayには有効期限がある(最長3年)
・物理カードは紛失時の再発行/補償が困難
・おつりは出ない(使い切り型)
・複数枚を持つと残高管理が煩雑
法人利用における対策
法人で利用する場合は、配布方法と管理方法を先に決めておくことが重要です。
大量配布や即時送付が必要ならQUOカードPay、フォーマルな贈答や対面配布ならQUOカードを選ぶとミスマッチを防ぎやすくなります。
・デジタル配布なら紛失リスクが低減
・有効期限は事前に受け取り手に周知
・ギフトコード管理ツールで一元管理
・目的に合わせてQUOカード/Payを使い分け
QUOカードの購入方法
個人・少量の場合:店頭・オンライン購入
QUOカードは、コンビニエンスストアなどの加盟店や店頭販売店、オンラインストアで購入できます。
ローソンのLoppiでは対象デザイン・額面のQUOカードを注文できます。
QUOカード公式オンラインストアでは、スタンダードカードやレディメイドカードの注文も可能です。
法人・大量の場合
▷FAX注文
・FAX注文書に必要事項を記入し、指定番号(03-3243-2251)へ送信
・振込後、2日〜2週間程度で配送
▷オリジナルカード作成
・FAXまたはメールで入稿データを送信
・企業ロゴや独自デザインの完全オーダーメイドが可能
・企業ブランディング・販促活動に最適
▷デジタルギフト事業者経由
・デジタル配布/大量発注/URLによる即時送付などのニーズに対応
・担当者の手間を大幅削減できます
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QUOカードの使い道
プレゼント・個人間ギフト
QUOカードは、誕生日、入学、卒業、就職、結婚など人生の節目の贈り物に使いやすいギフトです。
お中元やお歳暮の代替としても活用しやすく、相手を選びにくい点が強みです。
景品・キャンペーン施策
アンケート謝礼、SNSキャンペーンの景品、来店特典、抽選会の参加賞など、マーケティング施策でも使いやすいギフトです。
受け取り側の自由度が高く、企業側も景品として説明しやすいメリットがあります。
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福利厚生・社内表彰
福利厚生や社内インセンティブとしても活用されています。
社員向けの誕生日施策、社内イベント参加特典、表彰施策など、比較的導入しやすいのが特徴です。
ただし、従業員へ商品券を支給する場合の税務上の扱いは事前確認が必要です。
特に給与課税との関係は実務上の論点になりやすいため、制度設計の段階で確認しておくと安心です。
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その他の活用シーン
・個人間のお年玉/小遣いの代わりとして
・日常的な小口決済・旅行時の小遣いとして
・教材購入・参考書代の仕送り代わりとして
よくある質問 FAQ
Q. QUOカードとQUOカードPayはどちらが法人利用に向いていますか?
A. 大量配布・即時送付が必要な場合はQUOカードPayが向いています。
メールやSNSなどでURL送付ができ、郵送コストや封入作業を抑えやすいからです。
一方で、対面配布や高級感を重視するシーンでは物理カードのQUOカードが適しています。
用途ごとに使い分けるのが基本です。
Q. QUOカードPayに有効期限はありますか?
A. QUOカードPayには有効期限があり、最長3年です。
発行条件によって異なる場合があるため、実際の期限は受け取った画面で確認しましょう。
物理のQUOカードには有効期限がありません。
Q. QUOカードPayを社員や顧客に一括送付するにはどうすればいいですか?
A. 法人向けデジタルギフトサービスを使うと、一括発注や一括配布を効率化しやすくなります。
QUOカードPayの法人向け購入方法でも、CSVを使った配布やメール配信代行サービスが案内されています。
大量配布の実務では、配布ログや送付先管理も重要です。
Q. QUOカードを社員に支給した場合、課税対象になりますか?
A. 従業員にQUOカードなどの商品券を支給する場合、原則として給与課税の対象です。
創業記念品や永年勤続表彰記念品には一定の非課税ルールがありますが、国税庁は現金や商品券を支給する場合は原則課税としています。
実務判断は税理士などの専門家に確認してください。
Q. QUOカードPayはアプリのインストールが必要ですか?
A. 基本的に不要です。
送付されたURLを開くだけでバーコードが表示され、そのまま店舗で利用できます。
複数枚をまとめて管理したい場合は、専用アプリを利用すると残高や有効期限の確認がしやすくなります。
Q. QUOカードで支払いをして残高が足りない場合はどうなりますか?
A. 残高不足の場合は、不足分を現金などで支払います。
一部加盟店では併用できない場合があるため、店頭案内も確認しましょう。
QUOカードPayも一部店舗を除いて現金併用が可能です。
Q. QUOカードを紛失した場合、再発行はできますか?
A. 物理カードは原則として再発行や補償が難しく、紛失時は残高分の損失につながる可能性があります。
QUOカードPayは発行元や配布方法によって再案内できる場合もありますが、個別対応は運用次第です。
紛失リスクを抑えたい場合は、デジタル配布の活用も有力です。
まとめ:最新トレンドと今後の展開
QUOカードはデジタル化の進展・加盟店拡大・多様なキャンペーン展開を通じて、ギフトカード市場での存在感をさらに高めています。
デジタル化の進展
QUOカードPayは「もらう・ひらく・みせる」の3ステップで利用できるデジタルギフトです。
アプリ不要で使える手軽さがあり、謝礼やキャンペーン景品、福利厚生などの法人用途でも導入しやすい選択肢になっています。
加盟店の拡大
QUOカードPayは、日常生活に近い多様な業態で使いやすい点が強みです。
対象店舗は継続的に更新されるため、受け取り手にとっての使いやすさを維持しやすいギフトといえます。
法人施策との相性
即時送付、配布管理、業態のわかりやすさという点で、QUOカードPayは販促施策や謝礼施策との相性が良好です。
物理カードのQUOカードは、フォーマルな配布や記念品用途で引き続き存在感があります。
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