
デジタルギフトとは?注目される理由、企業が活用する方法を解説
デジタルギフトは個人間のやり取りだけでなく、ビジネスで利用することも可能です。デジタルギフトは販促や新規顧客の獲得などに効果があるとされており、利用する企業も増えています。本記事では、デジタルギフトとは何か、ビジネスでの活用方法、デジタルギフトの種類などを解説します。ぜひ参考にしてください。

デジタルギフトとは
デジタルギフトとは、一体何なのでしょうか。
ここでは、デジタルギフトの概要や個人向け・法人向けの違いを解説します。
デジタルギフトの概要
デジタルギフトとは、オンライン上でギフト券や商品などを贈れるサービスのことです。個人間で誕生日や何らかのお礼として贈る、企業のキャンペーンとして配布するなどの使い方ができます。店頭でコード提示することで商品が受け取れるものや、商品を購入する際に現金の代わりとして使えるものなどがあります。
個人向け・法人向けの違い
デジタルギフトは、個人向けと法人向けに分かれています。個人向けは、主に誕生日や記念日のプレゼント、感謝の気持ちを伝えるなどのプレゼント利用がほとんどです。法人向けは、マーケティングの一環として利用されており、新規顧客の獲得や新商品の認知度アップなどの目的で使われています。
デジタルギフトを活用する企業が増える理由とは
企業でも、デジタルギフトを活用するケースが増えています。デジタルギフトの活用が増える理由には、企業でのSNS活用の普及が挙げられます。デジタルギフトはSNSを使うことで手軽に実施できます。
業務負担やコストを削減しながらキャンペーンなどに活用できるため、デジタルギフトの活用が広がっているのが現状です。
デジタルギフトの種類
デジタルギフトには、さまざまな種類があります。
ここでは、主なデジタルギフトの種類について解説します。
各種ギフトコード
ギフトコードは、ECストアやオンラインショップなどで現金の代わりとして使用できます。例えば、Amazonギフトカードのコード、Apple Gift Card、Google Playギフトカード、Visa eギフトなどが挙げられます。指定された商品を交換するのではなく、受取人が好きな商品を選んで購入できるため、満足度が高くなるでしょう。
Amazon、Amazon.co.jp およびそれらのロゴは Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
各種ポイント
各種ポイントをデジタルギフトとして贈ることも可能です。スーパーやコンビニ、ECストアなどでポイントを現金の代わりとして使用できます。例えば、楽天ポイントやdポイントなどが挙げられます。ポイントは生活において幅広く利用できるため、利便性の高さが特徴です。
仮想通貨
仮想通貨も、デジタルギフトとして贈れます。代表的な仮想通貨としては、ビットコイン(Bitcoin)が挙げられます。仮想通貨の種類も数多くあるため、仮想通貨に興味を持っているユーザーに向けたアプローチが可能です。また、発送や引き換えに時間がかからず交換できるため、即時性の高いキャンペーンにも向いています。
配送型デジタルギフト
配送型デジタルギフトとは、受取人にカタログから商品を選んでもらう形のデジタルギフトです。ギフトコードは現金の代わりとして使える利便性の高さが魅力ですが、配送型デジタルギフトは受取人がカタログから商品を選ぶ形になるため、より印象的なプレゼントになります。特別感を出したい場合にもよいでしょう。
企業がデジタルギフトを活用する方法とは
デジタルギフトをキャンペーンに利用する企業も増えています。
ここでは、企業としてデジタルギフトを活用する方法を解説します。
SNSキャンペーンの景品にする
SNS上のキャンペーンの際に、景品としてデジタルギフトを用意します。例えば、その場で当たり外れがわかるインスタントウィン機能を取り入れ、景品の数をあらかじめ決めておくことで予算管理がしやすくなります。配送が必要ないためコストが抑えられるだけでなく、送付先情報の管理も簡単です。
集客・販売を促進する
デジタルギフトを活用することで、集客・販売の促進につながります。デジタルからアナログへ誘導することで、店舗に足を運んでもらいやすくなるでしょう。例えば、人気商品のギフトコードを贈って、受け取りのために店舗に来てもらいます。新規顧客の獲得や売上の拡大、自社認知度の向上などが期待できます。
新規入会の特典にする
新規入会時にもらえる特典として、デジタルギフトを活用する方法もあります。人気商品のギフトコードならニーズが高いうえに、新規顧客からの関心を引きやすくなり人が集まりやすいでしょう。デジタルギフトを配ることで入会者を増やす効果が期待できるため、新規顧客や会員を増やしたい場合に向いています。
企業がデジタルギフトを導入するメリットとは
企業としてデジタルギフトを導入するメリットは、主に3つです。
ここでは、各メリットを詳しく解説します。
キャンペーン・施策の効果向上
デジタルギフトは種類が豊富で利便性が高いため、ユーザーからの人気も高いギフトです。
デジタルギフトをキャンペーンや施策に活用することで、集客や販促につながるなど高い効果が期待できるでしょう。キャンペーン内容やユーザー層などに応じてデジタルギフトを選ぶと、より効率的に施策を進められます。
業務負担・コストを削減できる
業務負担やコスト削減しながらキャンペーン・施策の展開ができることも、大きなメリットです。
デジタルギフトは物品を郵送する必要がないため、発送や送付情報の管理が不要です。自社の業務負担や従業員の負担軽減にもつながります。また、発送や在庫管理のコスト削減も可能です。
予算設定が柔軟になる
デジタルギフトの種類はさまざまで、手軽なものから特別感のあるものまで多種多様にそろっています。
コンビニやチェーン店、カフェなどで使えるギフトコードは少額からでも贈れるため、気軽に活用しやすいでしょう。高価なデジタルギフトや配送型デジタルギフトは特別感を演出できるなど、シーンに合わせて予算や種類を柔軟に選べます。
企業がデジタルギフトを導入するデメリットとは
デジタルギフトにはメリットが多くありますが、デメリットもあります。まずは、送付側・受取側の慣れが必要です。特にデジタル機器に不慣れな人にとっては、受け取りが難しいケースもあるでしょう。また、デジタルギフトは物品として手元にないため、プレゼントとしての特別感が薄い、受け取る際のわくわく感が少ないこともデメリットです。
デジタルギフトを導入する手順
デジタルギフトを導入する際の手順は、以下の通りです。
- サービスに問い合わせ・資料請求をする
- サービスの内容を比較検討して、利用するサービスを決定する
- サービスに申し込む
- デジタルギフトをプレゼントし、受取人がデジタルギフトを利用する
デジタルギフトサービスは数多くあるため、資料請求や問い合わせをしたうえで自社のキャンペーンやユーザー層、予算に合ったものを探しましょう。また、口コミや実績などを確認しておくことも重要です。
デジタルギフトを選ぶポイント
デジタルギフトを選ぶ際には、3つのポイントを意識しましょう。
ここでは、各ポイントについて詳しく解説します。
受取人のニーズ
まずは、受取人のニーズを把握しましょう。具体的には、受取人が必要とする商品やサービスが何かを確認します。それを提供することで、キャンペーン・施策の効果が高くなります。ニーズに合ったデジタルギフトを贈ると、受取人からよい印象を与えられるでしょう。ターゲットの属性を考慮したうえで、ニーズに合った商品を設定します。
費用・手数料・支払い形式
デジタルギフトをキャンペーンなどに活用する場合は、あらかじめ予算を決めてから選びましょう。ギフト料金だけでなく手数料や月額固定料金などがかかるケースもあるため、トータルコストを考慮して選ぶことが大切です。また、サービスによって支払うタイミングも異なることから、費用や手数料、支払いタイミングなどを比較したうえで選択します。
運用代行・サポート・サービス内容
デジタルギフトサービスを提供している会社では、運用代行を請け負うケースもあります。運用を代行してもらえれば業務負担を軽減しながら、デジタルギフトを導入できるでしょう。また、キャンペーン内容を相談できるサービスもあります。デジタルギフトの内容だけでなく、受けられるサービス内容も確認しておくことが大切です。
デジタルギフトを贈る際の注意点
デジタルギフトを贈る場合には、注意したいポイントが2つあります。
有効期限・利用条件を把握しておく
デジタルギフトは有効期限が設けられています。有効期限を過ぎてしまうと利用できないため、期限をしっかりと確認しておきましょう。期限ギリギリのデジタルギフトを贈ってしまうと結局利用できずに、受取人からの印象が下がってしまうおそれがあります。期限に余裕があるデジタルギフトを贈りましょう。
受取人へ利用方法を説明する
受取人がデジタルギフトを受け取って利用できるように、利用方法をしっかりと説明することも大切です。デジタルギフトに慣れていない受取人の場合、利用方法や手順がわからず、結局利用できないといった事態になりかねません。そのため、できるだけ利用手順が簡単なデジタルギフトを導入するとよいでしょう。
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まとめ
デジタルギフトとは、オンラインでギフト券や商品などをプレゼントできるサービスです。デジタルギフトをキャンペーン・施策などに活用する企業も増えています。デジタルギフトを活用することで、負担やコストを削減しながらキャンペーン・施策が展開できるうえに、キャンペーンの効果向上などのメリットがあるため、導入してみるとよいでしょう。
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